ジェラルド・ベーカーは2013年1月にウォール・ストリート・ジャーナル編集局長兼ダウ・ジョーンズ経済通信編集局長に就任。
ダウ・ジョーンズ入社以前は、英国で最も歴史がある新聞タイムズ・オブ・ロンドンの米国エディターとして紙面・オンラインを統括し、ニュースや解説を執筆した。
1994年から2004年にはフィナンシャル・タイムズ(FT)に在籍。東京特派員として財政危機等の記事を執筆したほか、1998年から2002年はワシントン支局長として10名の記者を率い、米連邦準備制度理事会(FRB)に関する豊富なレポートや分析を手掛けた。2002年から2004年にはFTの米国チーフコメンテータ―及び共同編集者の任を担った。
FT入社以前は、1988年から1994年までBBC(英国放送協会)に所属し、米国プロデューサーなどを経て、テレビ・ラジオの経済特派員を務めた。
1983年オックスフォード大学コーパス・クリスティ・カレッジ卒業。イングランド銀行(英中銀)のアナリストとしてキャリアをスタート後、英銀ロイズバンクのエコノミストを務めるなどの経歴も持つ。